【ネタバレ感想】映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」はつまらない?ニュートがニートな件
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「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの誕生」上映から2年、ついに続編の「黒い魔法使いの誕生」の上映が始まりました。
正直「ハリーポッター」シリーズはあまり好きではなくて「不死鳥の騎士団」を最後に鑑賞を断念してしまってました。こういった作品は映像美とかギミックの突飛さとかを重視して人間関係のドラマとかが薄っぺらく感じてしまうんですよね……。それはそれで楽しいんですけども。
※ネタバレありです。鑑賞済みの方のみご覧ください。
前作めちゃ褒めてて笑いました
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生の作品情報
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生の感想
- 【総評】30点
- 終わりに/元も子もないけど言わせて
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生が楽しめそうな人
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生が合わなそうな人
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生の作品情報
上映時間:134分
監督:デビッド・イェーツ
製作:デビッド・ハイマン
J・K・ローリング
スティーブ・クローブス
ライオネル・ウィグラム
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督はデビット・イェーツ。「ハリーポッター不死鳥の騎士団」以来シリーズの監督をずっと手がけています。
あらすじ
ホグワーツ魔法魔術学校の卒業生ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者。世界中を旅しては魔法動物を集め、不思議なトランクに詰め込んでいる。そんななか、イギリスにもどって来たニュートは、捕らえられていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃げ出したことを知る。魔法界と人間界の支配を企むグリンデルバルドを追って、ニュートは恩師ダンブルドア(ジュード・ロウ)やニュートの仲間、魔法動物たちと共にパリへと向かう……。
ついに若かりし頃のダンブルドア先生が登場します。イケメンでした。
登場人物/キャスト
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン):主人公。今作ではニート
アルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ):ホグワーツ魔法魔術学校の先生
ティナ・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン):アメリカ魔法省で働く魔法使い。ニュートと恋仲ぽい感じ
ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー):魔法が使えない人間(マグル)。めっちゃいいやつ
クイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル):ジェイコブが好きな女。今作ではまさかの……!?
グリンデルバルド(ジョニー・デップ):黒い魔法使い。強い。今作の主人公
クリーデンス(エズラ・ミラー:めっちゃ強そう。今作の主人公②
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生の感想
【総評】30点
自身の勉強不足というのもありますが、最後まで登場人物に感情移入できず、話の展開にも乗れずに終わってしまい、率直に言うと楽しめませんでした。前作は絶賛してたみたいですが……。上映中にも度々考えていただのですが、筆者は大作ファンタジー映画にカテゴライズされるような作品はあまり好きではないみたい。こういった映画って極端な言い方をすると「こういう派手な映像とかギミックを見せておけば満足でしょ?」みたいな思慮を感じてしまって好きになれないんですよね。世界観と物語のチグハグな感じも違和感を抱かずにはいられませんでした。世界観はどこまでいってもファンタジーで子供向けなのに、無理にダークな雰囲気を持ち込んでいてなんだかなぁと。登場人物もやたらと多くて誰がどんな思いで動いているのかが分かりづらかったです。全員にドラマを用意しようとして滑った感じです。
シリーズのファンじゃないと楽しめない
不死鳥一族、300歳くらいのおっちゃん、純血一族、血の誓い……
なにひとつわからん。
ハリーポッターシリーズを通して見ている人じゃないと理解できないような設定・専門用語がポンポンでてきたのも楽しめなかった要因です。それであれこれ考えてしまっているうちに話が進んでいたり。アズカバンまではついていけたし、ホグワーツ学校の登場シーンでメインテーマ(?)が流れたときは興奮したけども。シリーズものだというのは誰がみても明らかですしそれは自分が悪いんですけど。シリーズのファンはハリポタシリーズとのつながりに大興奮なのではないでしょうか。
筆者はマーベルシリーズが大好きなのですが、はじめて見た作品は「アベンジャーズ」なんですね。アベンジャーズを見たときは大興奮で「ほかのシリーズも見てみたい!」と思わされたのですが、ファンタビにはそのような魔力はありませんでした。単純に好みの問題ですけどね。
1つの映画としてどうなの?と思ったラスト
アベンジャーズの話を出したのでその延長で言わせてもらいますが、今作ほど「一つの映画としてその終わり方はどうなの」って話じゃないですかね。「アベンジャーズIW」も一つの作品としてあの終わらせ方はどうなのと物議を醸していましたが、それを言うなら今作もそうじゃないかと。あんなの「俺たちの戦いは続く」エンドと同義じゃないですか。要は打ち切りエンド。ありなのそれ?って話ですよ。いや〜〜〜ずるいわ〜〜〜。
終わりに/元も子もないけど言わせて
最後となりましたが、私がこの映画を見ていて一番気になった点を言わせてください。この世界の人たち、なにかから逃げたり急いで移動したりするときに割と走っているシーンを見るけど
魔法で移動しなよ……。
揚げ足とりすみませんでした。けれどもどうしても腑に落ちませんわ……。
あと、今作のニュートはニートでしたね。
前作は絶賛しています(2回目)。