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【感想】映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」が全て詰まった名作だった【ネタバレ】

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ファンタスティックビースト 感想

ハリー・ポッターシリーズを不死鳥の騎士団でドロップアウトした筆者がシリーズ最新作を見てきました。スピンオフだから問題ないと思ったらやっぱり問題なかったし、涙に笑いに胸キュンとエンタメに必要な要素を全て詰め込んだ名作でした。劇場で観るべし!!

 

 

 

 

「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」の基本情報

 今作「ファンタスティックビースト」は全世界で絶大な支持を集めたファンタジーハリー・ポッター」シリーズの新作映画。舞台は「ハリー・ポッター」から70年前のニューヨーク。

といってもハリー・ポッターの続編というわけではなく、ハリー・ポッターの劇中で登場するホグワーツ魔法魔術学校の教科書「幻の動物とその生息地」が舞台の作品となっています。

後述しますがハリー・ポッターシリーズで重要な役割を果たしたあの人も意外な形で登場します。

主人公は「幻の動物とその生息地」の著者である"ニュート・スキャマンダー"。エディ・レッドメインの演技が光ります。

 

原作はこちらですね!表紙がいかにもな教科書で面白いです。

 

「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」の登場人物

ファンタスティックビースト ネタバレ

①ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン

今作の主人公。ホグワーツ魔法魔術学校で魔法を勉強していたが、幼いころから興味を持ち、愛護していた魔法動物が人命を脅かしてしまい、教師のダンブルドアの反対にも関わらず退学を余儀なくされる。

退学後は魔法省で働くことになり、2年後に転勤した動物課で目覚ましい成果をあげる。休暇中に世界を回り、魔法動物の生態について記した書物を著そうと志す。

一時的にNYに身を置くことにした彼だったがとある出来事で魔法動物を閉じ込めていたトランクから魔法動物を逃してしまい、魔法学校から追われる身に。まぁそういうこともあるよね。

 

②ポーペンチナ・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン

アメリカ合衆国魔法議会で働く女性。裏で正義を追求した結果左遷されてしまった。NYで人間に魔法をかけたニュートを見かけ、魔法会議に連行。そんなこんなでニュートと行動を共にすることに。めちゃくちゃかわいい。とにかくかわいい。 逃げ恥のガッキーくらいかわいい。眼福とはまさにこのことである。

 

ちなみにグーグルで”ポーペンチナ”と検索すると三部にまたがる今作の重大なネタバレを食らうことになるので検索は避けることをおすすめする。まぁ今作で予想できることでもあるのだが…。なんだか…。

ファンタスティックビーストネタバレ

ティナを演じたキャサリンウォーターストンは今年36歳らしい。年齢不詳過ぎる年を重ねてあなたがぼくの名前を忘れても手を握り続けるので結婚して下さい

 

クイーニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)

ティナの妹でアパートで一緒に住んでいる。人の心が読める能力の持ち主。ディズニーぽい。 

 

ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)

 今作のお笑い担当であり、人間。パン屋を開業したがっていたが、銀行に融資を断られる。ひょんなことでニュートと出会い、魔法の世界を知る。これでもかというくらいのイケメンな心の持ち主。ホラー映画に送り込んだら多分主人公をかばって死ぬ。

 

グレイブス(コリン・ファレル

ファンタスティックビースト感想

アメリカ魔法議会のおエライさん。悪い魔法使いと戦う”闇祓い”の人。裏で”オブスキュラス”を宿した人物を執拗に探している様子だがその真意は…?

コリン・ファレルといえばフォーン・ブースですよね。

映画 ファンタスティックビースト

今作のイメージと全然違いますね。

 

10秒でわかるあらすじ【ネタバレあり】

舞台はハリー・ポッターの世界から約70年前の1920年のNY。街では"黒い影"による襲撃が街を破壊する事案が度々起きていた。

そんな中ホグワーツで魔法を学び、魔法動物を巡って世界を旅するニュートは一時的な滞在のつもりでNYに入国するが、そこでトランクに匿っていた魔法動物を逃してしまう。

偶然魔法動物を”見て”しまったジェイコブやアメリカ魔法議会のゴールドスタイン姉妹と協力し、動物の捕獲を続けるが、

同時期に発生した「オブスキュラス」による大統領候補の殺害を魔法動物によるものと疑いを掛けられてしまい、投獄されてしまう。

なんとか脱獄に成功した一同は「オブスキュラス」の発現を感知。オブスキュラスが街を破壊すればするほど、魔法の存在が人間に知れ渡ってしまう。このままでは魔法使いと人間の全面戦争は免れない。

彼らは人間と魔法使いの全面戦争の発生を止めることが出来るのか。

 

「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」の感想、考察

笑いあり、涙あり、胸キュンあり!全部詰めこんだ名作ファンタジー

ジェイコブのいちいち面白い言動にくすっとしたり、ニュートの魔法動物への愛情やジェイコブとの別れにウルッときたり、ニュートとティナの別れに至ってはもう”逃げ恥かよ!???”と思うくらいに胸キュンしたりととてもせわしない作品となっています。

もちろん根幹のファンタジーな世界観もしっかりと作り込まれています。エンタメとして純粋に完成度が高いなと感じる作品です。すごくおもしろかった〜。二時間半ずっとディズニーランドのアトラクション見せらられているかのような夢の時間が続きます。

ジェイコブのキャラがイケすぎですわ…。物語のペースを握っていたのは間違いなく彼。

 

魔法動物かわいい

ファンタスティックビースト

きゃわわ〜

魔法動物のビジュアルもよかったですねー。キャッチーなものからちょっとグロテスクなものまで、多種多様な生態系があって飽きずに見られました。ディズニーのアトラクション全部乗った感じ。


個人的に好きだったのは最初に登場した金モノがだいすきな二フラーピッキングが得意なボウトラク。人間臭さを感じて親近感を覚えてしまった…。スィーピングイービルが大活躍でしたね。

青い蛇(名前忘れた)の捕獲シーンが特に見応えあったかな。ゴキブリをあんなにフューチャーした作品も珍しいなーと思いながらぼーっと眺めていました。結構シュールでしたよねあの映像。"スライディング蓋閉め"とか。

 

魔法使いと人間の軋轢

時代が時代なのでいろいろとお硬い世界なのかもしれませんが、魔法の存在をひた隠しに生きる世界は生きづらいんだろうなぁと感じてしまった…。3部作ということで最期にお互いがハッピーに共存できる世界になるんでしょうか。ジェイコブとクイニーが橋渡し役になるのかな。

 

ジェイコブは記憶を失っていなかったのか?

ハリー・ポッターシリーズでは初となる魔法が使えない主要キャラクターのジェイコブ。彼が観客の代弁者として魔法と魔法動物の世界を体験するということで結構重要な役割を担うキャラです。

ジェイコブは記憶を失ったのちに、ニュートの好意で無事パン屋を開業します。そのパン屋で作るパンは魔法動物を模ったものでした。さらに店を訪れたクイニーと目が合うと、魔法動物に噛まれた首元をさする仕草。

筆者は実は記憶を保持していると思っています。理由はクイニーのキスが記憶忘却を防いだとかでいいですもう。ロマンティックな方がいいじゃない!

 

オブスキュラスとは

魔法使いの力が暴走した際に発現する闇の力。形状は黒い霧のようなものと言うほかない。宿主は10歳以内に息絶えてしまうという悲しい宿命を背負うことになる。リミット付きの殺人兵器みたいなものなんですかね正直よくわかりません。

 

結末/ラスト

ファンタスティックビーストと魔法使いの旅

クリーデンス

 

ニュート一行が逃亡した最期の魔法動物を捕獲している頃、グレイブスはクリーデンスと接触、オブスキュラスの宿主を彼の妹と断定し、クリーデンスは”用済み”の烙印を押す。しかし、実はオブスキュラスを宿していたのはクリーデンスの方だった…。

オブスキュラスの力を発現し、街をめちゃくちゃに破壊するクリーデンス。
そんなクリーデンスの力を手に入れようとするグレイブルとクリーデンスを救おうとするニュート一行が対立。激しい魔法での攻防を交わす彼らだが、そんなのおかまいなしに暴走を続けるクリーデンス。


そこに現れたのは、母による虐待を受けていたクリーデンスを救おうとしていたティナだった。クリーデンスはティナの言葉に耳を傾け、沈静化しようとしたその矢先。魔法議会の面々が終結する。

ニュートやグレイブルの制止も厭わず一斉にクリーデンスを攻撃する魔法議会の一同。人海戦術の前にクリーデンスは灰になってしまった。

グレイブルは"魔法議会最大の失態"と議長の判断を一蹴し、魔法議会からの脱退を表明。

その直後に議会の一行に襲撃を仕掛けるも、ニュートの"スウィーピングイービル"の協力もあり拘束。ニュートが彼に魔法を掛けると、彼の正体が判明。グレイブルは姿をくらましていた最悪の魔法使いグリンデルバルトだった。彼はニュートに"覚悟はできているな"という言葉を残し、議会に連行される。

魔法動物の活躍で記憶の消去も成功し、街にはいつもどおりの暮らしが。

ジェイコブはニュートの支援でパン屋を開業。魔法動物を模ったパンを販売する彼の店は大勢の人で賑わっていた。最中に店を訪れていたクイニーと目が合い、ジェイコブは魔法動物に噛まれた首もとをさするのだった。

 

総評:ちょっとダークだけど多くの人にオススメできる傑作ファンタジー

映画 ファンタスティックビーストと魔法使いの旅

とてつもなく良質なファンタジーです、はい。さすがの一言。緩急のバランスがとっても良くて、終始飽きずに見られました。

1つ付け加えるなら、少しびっくりする要素もあるのでホラーがだめなお子さんとかが観るとちょっとしたトラウマになっちゃうかもしれません。

ビクッ!!とするシーンもあったし、オブスキュラスが街を蹂躙していくシーンはシンゴジラとはまた違う怖さもあったので…。

気になるところはそれくらいで多くの方にオススメできる映画でした!是非大きなスクリーンで鑑賞頂くことをオススメします!

 

「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」がオススメな人

  • ディズニーランドが好きな人
  • ファンタジー好きな人
  • ハリー・ポッターシリーズが好きな人
  • かわいい女性を眺めていたい人

 

「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」が合わなそうな人

  • 魔法使いが嫌いなひと

 

魔法使いに嫌悪感がなければ大体の人が楽しめると思います。ではまた!

 

 

ファンタスティック・ビースト最新作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の感想はこちら

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