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【感想】ある天才の"決断"の物語/映画「スノーデン」が1つの真理を解き明かした【ネタバレ】

映画感想

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圧倒的成長を約束する記事3選+1

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映画「スノーデン」が教えてくれたこと。

 

 

映画「スノーデン」はアメリカ政府の個人情報監視の実体を明らかにした「スノーデン事件」を元CIA職員エドワード・スノーデンの視点から描いた社会派スリラーです。

この記事では「スノーデン事件」の小難しい解説や説明は抜きにして、筆者が一番胸を打たれた主人公スノーデンの生き様にフォーカスを当てて感想を綴っていきます。

 

 

映画「スノーデン」の基本情報

監督:オリバー・ストーン

脚本:キーラン・フィッツジェラルド

制作総指揮官:バーマン・ナラフィ

時間:135分

配給:ショウゲート

 

オリバー・ストーンといえば「ウォールストリート」や「ブッシュ」など、アメリカ政府や経済を鋭く切り裂く社会派監督映画の雄。

「スノーデン事件」を描いた映画は2014年に制作された「シチズンフォー スノーデンの暴露」がありますが、今作は他の作品よりもスノーデン自身の人間関係や心情の変化を深く掘り下げていきます。

なぜ今オリバー・ストーンが「スノーデン事件」を取り上げたのでしょうか。オリバー・ストーンはインタビューでこう語っています。

 

「最初は互いに警戒心があったのか、映画にしたいという話にはならなかったけれど、彼が発したいくつかの言葉が興味をひいた。

彼の協力を得られれば、内部の者から見た物語をつくれるのではないかと感じたんだ。グレンの書いた本は、あくまでジャーナリストからの視点で、インサイダーの視点から見た人は今までいなかった。

彼とは計9回も会ってお互いを信頼できたから、この映画には誰も聞いたことがない情報も入っている」

 

スノーデン インタビュー: オリバー・ストーン監督、批判と皮肉の矛先はトランプ政権にまで… - 映画.comより


告発後、映像化の打診は何度か合ったものの、最初はあまり惹かれなかったそうです。しかし、本人と会ったことで制作意欲が湧いたとか。

制作はテーマがテーマなだけに難航したみたいで、「一番の難産だった」とも語っています。

 

「自分の心の声に従った」スノーデンの生き方

スノーデンは自分の存在意義としてアメリカの、そして世界の平和を守るためにCIAに就職しました。

しかし、彼はCIAの市民のプライベートを蔑ろにした情報収集に次第に、いや最初から違和感を感じています。「自分たちがしていることは本当に国民の役に立っているのだろうか?」と。

そんな違和感を感じ、一度は職を離れながらも再びCIAに再就職をするスノーデン。しかし、ある日彼の我慢を爆発させる衝撃の事実が明らかにされ、彼は大量監視の実体の暴露を決意。

その後はみなさんも知るとおり。彼の狙い通りに暴露は進み、アメリカ政府は対応を迫らざるを得ない事態にまで発展しました。

計り知れないリスクを犯してまで、なぜ彼はこのような行為を起こすに至ったのか。その答えは至極シンプルなものでした。いわく「自分の心の声に従った」と。

もちろんこのような行為を起こせばアメリカから追放されることは間違いありません。これまで関係を築き上げてきた恋人リンゼイとの生活も困難になるでしょう。

それでも彼は「心の声に従って」アメリカを裏切る決断をしました。機密データをトリックで職場から持ち出した彼の表情はあまりにも清々しく、彼が最も心から微笑んだ瞬間だったと思います。

彼は「解放」されたのです。自分を縛る「背信」から。

 

「このままでいいのだろうか」と悩む人へ

「自分の心の声に従う」ーーーー。スノーデンが放ったこの言葉は、「このままでいいのか」という不安に駆られる人たちにシンプルな答えを提示します。すなわち「心の声を聞く」です。

「このままでいいのだろうか」「大学になんの意味も見いだせない」「このままブラック企業で疲弊していっていいのだろうか…」

人生に悩みは尽きません。しかし、その状態から抜け出すためには行動するしかないのです。スノーデンは極度のストレスを感じ、持病を持つまでになってしまいました。

しかし、最後に彼が見せた笑顔はためらいを微塵も感じさせない、心からの笑顔でした。彼は行動の結果として、自らを苦しめていた状況から脱したのです。

同じように、ぼくらも行動するしかないのです。彼のように大きなリスクを背負う決断もあるでしょう。後悔することもあるかもしれない。でも、それでいいのです。決断をしたという決断が、必ずあなたを一歩前に前進させています。

映画「スノーデン」はお偉いさんの業をあぶり出した残酷な映画です。全体が欺瞞と猜疑で溢れた重く苦しい映画です。

スノーデンが抱いた苦しみは一般人である我々には伺うすべはありません。
しかし、彼はシンプルな方法でその苦しい現実を脱出しました。

あなたは、「自分の心の声」を聞いてあげられてますか?

※スノーデン事件についてもうちょっと知りたい!という方はこちらのサイトが参考になるかと。

tatsumarutimes.com