【ネタバレ】笑撃のラスト!?貞子VS伽倻子の感想【映画】
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【ネタバレ注意!】
古びたビデオのシンデレラと言えば??「貞子ぉぉ〜↑↑」
古びた一軒家のシンデレラと言えば??「伽倻子ぉぉ〜〜↑↑」
(すいませんでした)
戦慄のジャパニーズ・ホラー「リング」シリーズの貞子と「呪怨」シリーズの伽倻子。
その二大ヒロインであり、大人の事情で相まみえることはないだろうと思われていたこの二人についに邂逅の時が訪れる。その名も「貞子VS伽倻子」!!
ついに衝突する「最恐」!!生き残るのは人類か、それとも、貞子か伽倻子か。賽は投げられたっ!!
10秒で理解できるあらすじ
ある日ひょんなことことから見ると二日後に死ぬ「呪いのビデオ」を見てしまった女子大生2人組。同時期に踏み入れると死んでしまう「呪いの家」のすぐとなりに引っ越してきた3人家族。
女子大生(一方は死んだ)がなんとか生き残る方法を模索していると凄腕の除霊師2人組(口が悪い)にたどり着く。時を同じくして引っ越しした3人家族の一人娘(JK)は好奇心か、運命か、呪いの家に足を踏み入れてしまうも間一髪、一命を取り留める(助けにきた家族は死んだ)。
そんな折、JKの元に除霊師と「呪いのビデオ」に呪われた女子高生が現れる。除霊師は言う「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ」彼女たちを呪いから解放する唯一の方法、それは呪いの相殺だったーーーー。
貞子、伽椰子それぞれの能力は!?
本作では彼女たちの経歴については大して触れられず、あくまで「都市伝説」として語られている呪いとして、現れる設定になっています。口裂け女とかトイレの花子さんと同列で紹介されてて笑った。
貞子
髪型:さらさら黒髪ストレート。恥ずかしがり屋さんだからか、いつも顔面を髪の毛で覆い隠している。
服装:白いワンピース。勝負着だろうか。
身長:結構高そう。175くらいはあるように思える
技:憑依(乗り移って死に導く)、髪をコントロールして締め付けたりする(ボボボーボ・ボーボボ)、見つめ合うと爆発する(伽倻子爆発した)、ワープする、走る
今作では憑依能力も手に入れたみたいです。大学教師が貞子の熱狂的なファンだったりと、愛されキャラの片鱗も伺える。見つめ合うと爆発するなんて知らなかった。そして走った。
伽倻子
髪型:黒髪パーマウェーブ。30代主婦といった様相のヘアスタイルである。
服装:破れかぶれの白いワンピース。サバンナにでも寄っていたのかもしれない。
身長:4足歩行のため不明
技:握力(ビデオテープを握りつぶすほど!)、ゴキブリダッシュ、次元操作(大)
呪怨シリーズにおいてもベッドから引きずるだけで対象を消し去っていたし、本作でも定番の引っ張りはもちろん、離れた位置から対象の脚の膝から下を消し去る(消えた脚の場所は不明)という新技も披露してくれました。これらから、伽椰子はNARUTOの神威的な、次元を操作する能力を有していると考えられます。
俊雄くん
髪型:前髪ぎりぎり黒髪ショートボブ
服装:白ブリーフ
身長:小さい
技:ネコの鳴き声の真似、俊敏な動き、舌をレロレロする、次元操作(小)
伽倻子は貞子が現れてから本格的に姿を表わすのですが、それまではとしおくんが大活躍します。
ネコの鳴き声や、顔だけニョキッと現れたり、舌を高速で左右に振ったりして我々を驚かしてきたりします。相手を力いっぱい引っ張れば別次元へ引きずり込むこともできるみたいです。次元操作に関してはまだまだ修行中というところでしょう。ライフポイントは低めで、除霊師や貞子の攻撃でこてんぱんにされてしまいます。かわいそう。
よかったところ
まるで体感型エンターテイメント!待望のプロレスシーンは女性の悲鳴のおまけ付き!
後半ついにぶつかりあう貞子と伽椰子。それを間で観戦するのは主人公の女性二人組。貞子と伽椰子という2大ホラーヒロインが同じスクリーンの中にいるだけでもすでにおもしろいのですが、貞子らが何かアクションを起こす度に悲鳴を上げる女子二人姿はまるで一種の体感型エンターテイメントを見ているようでした。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとかでやってくれないかしら。
俊雄くんが舌をレロレロするところ
今作随一の萌えシーン
主人公格の女子大生(死ぬ方)が除霊のために水をぶっかけられてガブガブ飲まされるところ
呪いのビデオを見てしまった方の女子大生が除霊師にお祓いを頼むのですが、そこで除霊のためにひたすら水を飲まされます。ちょっとエロいです。
みんな死んだ
「最強の呪い」VS「最強の呪い」のオチっぽくて良かったです。二人にかかれば「最強の霊媒師」さえも木っ端微塵。これくらいがちょうどいい。
ざんねんだったところ
怖くない
人に依る部分ではありますが、ぼくはまったく恐怖を感じられなかったのが残念でした。尺の関係か一つ一つの死亡シーンに時間をあまり割けてなく「おぉもう死んだか」みたいな印象が多かったのが原因だと思われます。
まぁ、こういうことしちゃったらね…。かわいい。
伽倻子のライフポイントがストック式
プロレス中、貞子選手の「睨みつけて爆散させる」が見事ヒットしまして、伽椰子選手は粉々になったんですよ。勝負あったか!と思ったのもつかの間。5分後にはなにごともなかったかのように登場する伽倻子選手。マリオかよ。
気になる結末は!?
「合体」しました。誰がって?貞子と伽椰子が。合体して貞倻子になりました。
ここで二人は爆散し、井戸の中に沈んでいきます。
除霊師の狙いはここで二人を井戸に引きずり込み、「どう考えても意味のなさそうな蓋」をすることで呪いを断ち切るというものでした。無事蓋をすることに成功するもの、案の定蓋は混ざり合った二人の怨念で吹き飛び、その衝撃波で除霊師(男)は真っ二つに。
後に出てきたのは白いワンピースを身にまとい、伽倻子のようなエキゾチックな動きをする幽霊。両者は融合して一つになりました。貞倻子が迫ってきて本編終了となるのですが、恐らく生き延びた女子高生と男除霊師の相棒の幼女も殺されるのでしょう。いい引きでした。
エンドロール後、おもむろに呪いのビデオの映像が流れ出します。お馴染みの「ア”ア”ア”…」という呻き声とともに白いワンピースの女性が。
呪いのビデオもこのたびアップデートを終え、本作は幕を閉じます。。新しくなった呪いのビデオは「激・呪いのビデオ」なり「真・呪いのビデオ」なりとでも呼びましょう。
総評
全体的にはすごく楽しめました!日本を代表する2大スターの共演となれば嫌でもワクワクしてしまうもの。プロレスシーンは超展開の連続で空いた口がふさがりませんでした。
お祭りみたいなもんなんだからそれくらいやってくれないとね!進化した呪いのビデオが生まれてしまったからには続編も期待してしまいます。楽しみ!
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この映画がオススメな人
- 笑いたい人
- ホラー苦手だけど貞子とか伽椰子の生態に興味がある人
- 貞子と伽椰子のサイキックバトルを楽しみたい人
この映画が合わなそうな人
- ガチで恐怖体験をしたい人
- 吊橋効果狙いたい人
- 女性の悲鳴にイライラしてしまう人
- 貞子と伽椰子のイメージを崩したくない人