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【ネタバレ】元祖ゴキブリダッシュ!テケテケの感想【映画】

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主人公の幼なじみのイケメンの髪型が見事に高校生ぽくて懐かしくなってしまったのはぼくだけじゃないはず。

 

 

あの貞子VS伽椰子の監督を努めた白石晃士監督が手掛けるB級サスペンスホラー!「貞子VS伽椰子VSテケテケ」も見てみたいぞ!

 

 

10秒で分かるあらすじ

高校生の大橋可奈(大島優子)は、ある日の帰り道、男のいざこざで親友の綾花とケンカ別れしてしまう。翌日、綾花は上半身と下半身が見事にまでに分断された遺体となって発見される。

可奈は亡くなった現場に花を添えに行くのだが、そこで”テケテケ”と遭遇してしまう。偶然通りがかった幼なじみのイケメンに助けられ、その場は凌いだ可奈。

しかし、都市伝説によれば、”テケテケを見たものは3日以内に再び見つけられ、殺されてしまう”らしい。同じくして、可奈のいとこの女子大生もテケテケを見たと半狂乱を伴い告白。可奈といとこのJD(女子大生)は生き残ることができるのか。

 

都市伝説”テケテケ”

本作は都市伝説をテーマにしたホラー映画。都市伝説というと、”トイレの花子さん”が有名だがその範囲はドラえもんやポケモン、コトリバコなど、広義に渡る。

この映画では”テケテケ”という妖怪にまつわる怪談を物語に落とし込んでいる。筆者はテケテケという妖怪はこの映画を見るまで知らなかったのだが、調べてみると有名ではない、というわけでもなさそうだ。

 

冬の北海道室蘭の踏み切りで女子高生が列車に撥ねられ、上半身と下半身とに切断されたが、あまりの寒さに切断部分が凍結し、しばらくの間、生きていたという。

この話を聞いた人の所には3日以内に下半身の無い女性の霊が現れる。逃げても、時速100-150キロの高速で追いかけてくるので、追い払う呪文を言えないと恐ろしい目にあうという。

またその異様なスピードと動きとは裏腹に、顔は童顔でかわいらしい笑顔を浮かべながら追いかけてくるためその恐ろしさをさらに助長するという。

 

以上はWikipediaのテケテケの概要。ところどころ変えてあるが、大体の設定は踏襲している。今作では醜悪な見た目が直接的に恐怖を煽る。

 

テケテケのモンスター感。ゾクゾクよりは、ゾクッとする(?)

上半身オンリー、二本の腕で器用に高速移動するテケテケ。顔面もしっかりとした特殊メイクで攻撃的な風貌に仕上げられている。この”ツクリモノ”感が逆に怖さを掻き立てる。

また今作ではテケテケの素性が”カシマレイコ”とされているが、このカシマレイコも日本の都市伝説らしい。うまく融合させたなぁと思う。

 

突如狂乱するオンナたち。突っ込みどころ満載の展開が愉快

物語の本筋は可奈が見てしまった”テケテケ”をいとこのJDも見ており、共に呪いを解くために奔走するという展開。

この女性たちが突如攻撃的になってしまうのが非常に見応えがあった。なんだかリアリティがあって釘付けになってしまうのだ。(あのようになってしまうのも大いに分かるけど)

 

他にも突っ込みどころがいくつかあったので列挙。

  • 大島優子の一切の恐怖を感じ得ない「キャー」という悲鳴。あそこまで極端だと、もはや”よくやった!”とも思えてくる。

  • いとこ同士のオンナたちは普段から仲が良さそうな描写が散見されており、中でも「アウストラロピテクス事件」は非常に思い出深いネタらしく、アウストラロピテクスと連呼する女二人を見ているとなんだか奇妙な気持ちになってくる。

  • テケテケが狙うものは赤いものと分かっていながら、赤色のレンタカーを借りる二人。案の定追われる。

  • テケテケ視点のカメラワーク。「テケテケテケテケ……」という効果音。妖怪視点のカメラは臨場感たっぷり。出来るなら惨殺シーンもテケテケ視点で見たかった。

 

ホラー映画らしいラスト。結末は見事

テケテケから逃れる方法はただ一つ、”倒れてしまっているカシマレイコの石碑を元に戻す”こと。

二人は無事、それを成し遂げ、テケテケの脅威を振り払ったかのように見えたのだが…。ラストの展開は見事だと思った。ぜひ自分の目で確かめてほしい。

 

感想まとめ:短時間ながらホラー映画のエッセンスが詰まっている秀作

70分という短時間でありながら、得体のしれない妖怪との対峙、その出生、謎解きというホラー映画として必要な要素はしっかりと詰まっている。

恐いか怖くないかで言うなら怖くはないが、B級サスペンスホラーとしてぼんやり見るのに適しているような映画である。作業用映像としてどうぞ。

 

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この映画がオススメな人

  • 皆で集まっている時に垂れ流す映像がほしい
  • スプラッター系が好きな人
  • 都市伝説が好きな人

 

この映画が合わなそうな人

  • スプラッター映像にはこだわりがある人
  • AKBが嫌いな人
  • ホラーにはとにかく怖さを求める人