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「ララランド」の感想・あらすじ・結末【ネタバレあり】/観るもの全てを幸せにするアメリカンドリーム!

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ララランド 感想

筋トレ中のBGMがラ・ラ・ランド一色に染まりました。

 

 

本日2月24日(金)公開のラ・ラ・ランドをTOHOシネマの0時からの最速公開で観てきました!前評判通りに素晴らしい映画でした。

普段筆者はこういう類の作品(ミュージカル映画)は観ないのですが、そういう方にこそ本作を観てほしい!いい意味で期待を裏切ること間違いなしです。

 

 

ラ・ラ・ランドの基本情報

監督:デイミアン・チャゼル

脚本:デイミアン・チャゼル

配給:GAGAポニーキャニオン

上映時間:128分

 

監督は映画「セッション」でメガホンを撮り、一躍スターの仲間入りをしたデイミアン・チャゼル。彼はセッションが2作目の作品で今作のラ・ラ・ランドが3作目。

3作目にして賞を総なめする作品を作り上げたチャゼルはもはや天才という他ありません。しかも32歳というのだから驚き。これからの作品も楽しみですね。

ちなみに「セッション」で狂気の演技を魅せたJ.K.シモンズが今作も引き続き出演。キャラ的に若干似たところがあってセッションを観た方はクスッとくるかも?

 

ラ・ラ・ランドのあらすじ

オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをする。

そして後日、ミアは、あるパーティ会場のプールサイドで不機嫌そうに80年代ポップスを演奏するセバスチャンと再会。初めての会話でぶつかりあう2人だったが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく。

映画.comより

 

ラ・ラ・ランドの登場人物・キャスト

 セブ(セバスチャン)/ライアン・ゴズリング

ララランド ネタバレ

http://sekainodaihugou.net/lalala-2965より

 

ジャズ・ピアニスト。ジャズに並々ならぬ情熱があり、将来は自分の店を開きジャズの復権の時を待つ。

働いていた店をクビになったところで偶然ミアと出会う。

 

ミア/エマ・ストーン

ララランド 結末

http://beagle-voyage.com/movie-la-la-land-behind-the-scenes-2016.htmlより

 

大学を中退し、映画俳優を目指しながらカフェで働く女性。たくさんのオーディションを受けるもなかなか通らず悩みはつきない。

ある日友人に誘われたパーティに参加し、帰りに訪れたジャズバーでちょうど店をクビになったセブと出会う。

 

ラ・ラ・ランドの感想・考察

映画 ララランド

いい映画だったけれども…

まず結論から言うと筆者にはそこまで響きませんでした(嘘です)。いい映画なのは確かです。めちゃくちゃいい映画です。アメリカンドリームを現代的に解釈した気の利いた作品でもあります。でも観るものすべてが恋に落ちることはないのでは(嘘です)。

確かに構成、演出なにをとっても不満がない素晴らしい作品だとは思います。いい映画を観たときの多幸感もドバドバでした。しかし「たくさんの賞を獲得しているのも納得!」と自信を持って言えるほどではなかったというのが正直なところ。

↑この部分を最初に書いたのですが、嘘です。正真正銘、賞総なめに偽りなしです。自分の感情を記録しておきたいので残しておきます。

 

【最高】圧巻の冒頭のダンスシーン【最高】

冒頭で流れた曲がこれ。再生回数がちょっとおかしいですね。

冒頭のダンスシーンは最高の普段ミュージカル映画に慣れ親しんでいない筆者でも「ただただ最高」の一言。最後に現れる"LA LA LAND"のタイトルで「あ、これは名作だな」と確信しました。

恐らくこれまで観てきた映画の中で一番印象的だったであろうオープニングであり、今後もそのポジションを奪われることはないでしょう。それほどに圧倒的なシーン。

渋滞の高速道路。車中から次々と降車し本作のメインテーマであろう「Another Day of Sun」に合わせて踊り狂う人々。その様相はまさにLA LA LAND!(理由は後述します)

ここ、ロサンゼルスの高速道路でワンカットで撮ったそうです。化物か。撮影賞はラ・ラ・ランドで決まりで良いと思います。笑


ただ、このシーンと高すぎる前評判に期待値が上がりすぎてしまいちょっと尻すぼみ感が…といった感じ。

 

アメリカンドリームの幻想

アメリカン・ドリーム(American Dream)は、アメリカ合衆国における成功の概念。均等に与えられる機会を活かし、勤勉と努力によって勝ち取ることの出来るものとされ、その根源は独立宣言書に記された幸福追求の権利に拠る

アメリカン・ドリーム - Wikipediaより

 

エマとセブは夢を追い人であり、最終的にその夢を叶えます。アメリカンドリームです。しかし、二人はその夢の先を別々の道で歩みます。ここに筆者は「全てがうまくいくわけではありませんのよ」というメッセージを感じました。

ゴリゴリのアメ車を乗り回すセブとトヨタプリウス(笑)に乗るエマの対比も現代的で気が効いてましたね。ほとんどの人の愛車がプリウスだったのは笑いましたw

ラ・ラ・ランドの意味

補足ですが、タイトルの「ラ・ラ・ランド」とはどういう意味なのでしょうか。
これには3つの意味があり、

  1. カリフォルニア州ロサンゼルス
  2. 現実離れした世界、おとぎの国
  3. 現実から遊離した精神状態

を指します。意味を知るとロサンゼルスはもちろんのこと、他の意味も当てはまってるように感じます。ラストシーンとか。すごいぞデミアンチャゼル。

 

セブとエマの喧嘩

なんか、あるあるすぎて、胸が痛くなりました。

 

ラ・ラ・ランドの結末・ラスト

観客に酷評された独演での演技が大物映画プロデューサーに見出され、オーディションへの招待を受けるミア。先の独演で心に傷を負っていたエマだったが、セブの説得によりオーディションを受けることを決めた。

オーディションを受けた後、二人でグリフィス天文台前の広場で語りあう二人。果たして結果は…

そして時は移り五年後。エマはオーディションを勝ち取った。大作へのデビューを飾り、夫と一人の子にも恵まれ順風満帆な生活を送っているかのように思えた。ただひとつ、その夫がセブではないことを除けば。

エマと夫が街でディナーを楽しんだある日、ジャズの音に惹かれバーに入っていった二人。その店の名前はエマがデザインしたロゴをそのまま使用した「SEBU'S」だった。セブの姿が探すエマだが、ピアノを演奏しているのはセブではない。

演奏が終わるとセブが司会として現れた。目があう二人。セブは「ようこそセブズへ」といい、ピアノの演奏を始める。

その瞬間、出会いから、終わりまでを回想する二人。LA LA LANDの世界が二人に広がり、演奏が終わると現実に引き戻る。

店を出るエマと夫。出る直後、エマが振り返るとエマを見つめるセブの姿が。互いに頷きあい、エマは店を後にするのだった。

 

まとめ


……白状すると鑑賞直後は「そんなに賞賛されるほどかぁこれ?」と思っていたのですが記事を書きながら思い出せば思い出すほどラ・ラ・ランドとの素晴らしい思い出が蘇ってきて……。はっ、もしかしてこれが恋…?プリウスに乗りたい…?

とりあえずもう一回観てから考え直します/(^o^)\

 

冒頭の画像はhttp://artconsultant.yokohama/lalaland-recommend/より