【東南アジア】バックパッカー 一ヶ月の予算、費用 必需品など【旅行】
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- 予算はどれくらいかかる?
- 航空券を最安で入手する方法
- 東南アジア一周のモデルルート
- 東南アジアに一ヶ月滞在して実際にかかった費用
- 現地での出費だけじゃなく、準備の出費もバカにならない
- これは絶対必要!バックパッカーをするための初期投資リスト
- まとめ
予算はどれくらいかかる?
バックパッカー、一人旅を計画する上で一番気になるのは予算面。一体どれくらいかかるのか……気になるところではないでしょうか。
今回は僕が実際に東南アジアを一ヶ月で一周した際にかかった費用や実際に回ったルートをあますところなく公開したいと思います!同じような計画を考えている方は是非参考にしてください。
航空券を最安で入手する方法
最初に、なぜ東南アジアに行くことにしたのかを簡単にお話します。結論から言うと、東南アジアの航空券が一番安く入手出来たからです。
詳しい都合としては、今ぼくは自身の都合で4月まで暇してます。そのモラトリアムが残り2ヶ月しかなくなり、ふと「海外でも行くか」と思いついたのがきっかけです。深い意味は全くありません。
そして海外に行くにあたって最初にまず考えたのはとにかく航空券の代金を抑えるということでした。
そのために利用したのが格安航空券検索サイトのスカイスキャナー。
利用している方も多いのではないでしょうか。このサイトは非常に便利で、航空券の最安価格を様々な条件で検索することができます。ぼくは2月中に行こうと決めていたので、2月中の往復最安価航空券を検索しました。
↑例えばこちらは4月の往復最安価格で検索しています。
そうすると、2/1出国、2/29帰国のバンコク〜成田の往復券が2月中の往復券で一番安かったのでこちらをポチった次第です。(中国などは近すぎるのでNG)別段東南アジアに憧れがあったとかそういう訳ではありません。むしろ恐怖心でいっぱいでした笑
結果的には陸路で様々な国に回れるし物価も安いしで東南アジアで良かったと思います。いわゆるバックパッカーの聖地的なところだし。どこでもいいから安く海外に行きたい!って方はこの検索方法がオススメです!
スカイスキャナーの利用はこちらから。
東南アジア一周のモデルルート
次は東南アジア一周のルートです。先にお断りを。シンガポールに関してですが、サークルの卒業旅行に合流するために行きました。
後述の出費を見ればわかりますが、シンガポールは物価が他の東南アジア諸国に比べて桁違いに高いです。出費をまとめてる時に目が点になりました。なのでバックパッカー向けの国ではないと思います。いつかマリーナ・ベイのカジノで豪遊したい。
ということで、こちらがミニマリスト留年大学生が実際に東南アジアを一周した際のルートです!
成田→バンコク→メーホーソン→パーイ(タイ)→ビエンチャン(ラオス)→フエ→ダナン(ベトナム)→シンガポール→クアラルンプール(マレーシア)→バンコク(タイ)→成田
手書きがこんなに難しいとは思いませんでした。
赤い矢印が空路です。青はバス。振り返ってみると結構無駄が多い……。カンボジアに行かなったことが心残り…。
マレーシアからはマレー鉄道で徐々に北上していこうと思っていたのですが、料金が空路(クアラルンプール〜バンコク)とさほど変わらなかったので空路にしました。
帰国日の前日にクアラルンプールから空路で空港に入り、空港泊をして成田行きの便に乗るという作戦です。時間配分がめちゃくちゃなため(帰国日前日のPM5時に空港到着、翌日AM10時45分発)暇といえば暇ですが、こういうのも悪くない。
東南アジアは移動方法が非常に豊富なため、十人十色の周遊ルートがあります。最初どのように移動していけばいいのか全く勝手がわからず、途方に暮れましたが、絶対に外せない場所、行きたいところへの移動(ぼくの場合はシンガポール、パーイ)を中心に組み立てていくと作りやすいと思います。
その場所にいつに到着すればいいのか逆算して、じゃあそれまでにどのように移動して、到着後残った日にちでどこに行けるのか…といった具合に。あれこれバックパッカーなのか?
移動プランをやむなく変更することはあったか
一度だけありました。タイのパーイという町からラオスのビエンチャンに向かう際です。当日バスの予約をしようとしたら満員で移動を一日ズラすということがありました。
パーイからビエンチャン行きのバスを予約できる観光会社があったのですが、そこはネット予約はできないところでした。なので現地で予約をしなければなりません。長距離バスの類の予約は遅くても前日に予約しておくのが基本なのですが、予約をしに行こうと思っていた前日にぼくは高熱を出してしまい、とても予約に行ける状態ではなくなってしまいました。
翌日体調は回復し、バスの予約に向かうと案の定当日分は満員でした。バスでの長距離移動に関しては、当日予約はまず出来ないと考えて行動しましょう。たかが1日のズレだったので特に支障はありませんでしたが笑
東南アジアに一ヶ月滞在して実際にかかった費用
お待ちかねの出費一覧です!計算中手が震えてました。
2/1~2/29日間、東南アジアに貢いだお金の総額は……126000JPY!!!!
詳しく見ていきましょう。
移動費:57750円
長距離移動:55250円
空路:43000円
※航空券自体は3000円です。最初、帰国日の早朝便(8時着)を予約したのですが、これだと成田行き(10:45初)に乗り遅れるよな…と思いやむなく前日の便を予約しました。幸い航空税(1500円くらい、詳しくはコチラ)は返ってくるそうなので合算して約5000円ということで…皆さんはこういうバカな失敗はしないようにしましょう笑
陸路(バス、電車):12250円
- バンコクからチェンマイ:1800円
- チェンマイからメーホーソン:450円
- メーホーソンからパーイ:500円
- パーイからビエンチャン(チェンマイ経由乗り換え):4000円
- ビエンチャンからフエ:3600円
- フエからダナン:300円
- シンガポールからクアラルンプール:1600円
短距離移動:2500円
鉄道は結構利用した記憶がありましたがさすが東南アジア、安い。タクシーをほぼ使用しなかったのも大きいかな。成田空港到着までにかかった費用は別でいいよね?
宿泊費:17000円
基本はゲストハウスのドミトリーに宿泊。2回シングルルームも利用しました。夜行バスや空港泊で宿を利用しない日も何日かあったにも関わらずこの価格。もっと安上がりにできたと思います。シンガポールではマリーナ・ベイ(24H開いてる)をもっと上手く活用したかった…。カジノで頑張れば夜明けまで粘れます笑
宿は全てオンラインで事前に予約して確保しました。ブッキングドットコムというサービスが非常に便利!
食費:31500円
食費は食事、お菓子、飲み物など全てを含みます。ぼくはスイーツ依存症でほぼ毎日お菓子を購入してます。食費がすごいんです。ここは国ごとに見ていきましょう。
- タイ:7700円(2/1~2/11)
- ラオス:3200円(2/12~2/14)
- ベトナム:4000円(2/14~19)
- シンガポール:12500円(2/20~2/24)←!?
- マレーシア:2300円(2/25~2/28)
- バンコクの空港:1500円(2/28)←豪遊しました。
わりかし贅沢してんな…という感じですが、シンガポールだけ桁が違います。12500円。5日間で。サークルの旅行ということもありますが、ぼくは何分食べるのが大好きなので、指して通常と変わらない感覚で食事を楽しんでいたのですが……シンガポールの物価、恐るべし。
シンガポールの物価をわかりやすく例えるために東南アジアで最もポピュラーな料理、ハイナンジーファン(チキンライス)で比較してみましょう。
通貨の単位が違うだけで値段は一緒ですね。日本円に換算してみましょう。
- 6SGD=約480円
- 6MYR=約160円
なんと3倍もの差が生じます。他の東南アジア諸国と同じ感覚で食べると恐ろしいことになりますので気をつけましょう。笑
海外旅行保険:6000円
比較サイトで最安値のこちらにしました→
新・海外旅行保険【off!(オフ)】 | 損保ジャパン日本興亜
何が起きるかわからないので申請しておいて損はありません。現にぼくも現金5万入れてた財布盗まれました。電話対応も丁寧で安心でした。
雑費:15000円
おみやげ代の他にヘアピンや石鹸、シャンプー、壊れたiPhoneの充電器などの固形物からゲストハウスでの洗濯委託代金など。カジノですった100ドルも含みます。カジノで遊ぶバックパッカーって珍しくないですか。
以上、合わせて12万6千円の出費となりました。
入場料がかかる類のものとかツアー、マッサージなどには一切お金を使用しませんでした。観光には一切お金を使わないスタイル。
高ーーーいタワーとか別に見上げて写真撮れば満足だよね。マッサージはちょっと受けてみたかった。あと、卒業旅行で申し込んであったツアー代金は別にしてます。
長距離の移動代金を抜くと、約7万円。わりかし贅沢したつもりなのですがこんなもん。シンガポールの代わりにカンボジアを周遊プランに組み込めばもっと安上がりになるでしょう。東南アジアの物価恐るべし。
現地での出費だけじゃなく、準備の出費もバカにならない
余談ですが、バックパッカーをするには航空券を入手する以外にも様々なモノを準備しておく必要があります。
荷物リストを公開した際に用意周到すぎという声も頂きましたが、バックパッカー初心者の方はできる準備はしておくに越したことはないと思います。現地で無い!となって困っても時既に遅しですし。必要がなくなったら捨てればいのです。僕の最終的な荷物はお土産がほとんどになりました。
明日マレーシアからドンムアン空港にフライトして空港泊するので実質今日が最終日みたいなもんなんだけど
— オハラ (@ggrks927) 2016年2月27日
最終的な荷物がお土産6:服2:ガジェット2になってすごい
ぼくの場合(初バックパッカー)で言うと、モノを揃えるだけでも8万円は使っています。なので現地での出費も合わせると大体20万の出費になります。と言っても、準備のための出費のほとんどは次回の旅に持ち越せるので初期投資に過ぎません。
とはいえ初期投資もバカになりませんのでバックパッカーを初めてする!という方は準備資金も頭に入れておくと破産せずに済みます。ぼくは今クレジットの返済地獄に追われています。助けてください。
これは絶対必要!バックパッカーをするための初期投資リスト
バックパッカーをする上で、「これはないと!」というものを紹介します。持っていないものがあったらこちらの費用も念頭に入れて旅の計画を立てましょう!
バックパック【¥2500〜30000】
↑これくらいの値段帯なら安心?
「一ヶ月くらいなら30Lでもいけるっしょ。今使ってるやつでいいやww」と思っているとパッキング中に絶望します。また、Amazonなどで売られている40Lと明記された安物(〜¥3000)を購入しても絶望します。
後者は明らかに40Lも入らない上にすぐ壊れます。ぼくが購入したものは1ヶ月も持ちませんでした。「今回の旅はお試しで2回目があるかどうかわからないなぁ」なんて方は安物でもいいと思いますが、骨の髄までバックパッカーに染まりたい方は安心と信頼のアウトドアブランドのバックパックを購入したほうが無難です。
カメラ【¥20000〜∞】
iPhoneのカメラで構わん!!!という方には必要ありませんが、せっかくの旅の景色を綺麗に残したいという方は是非一眼カメラの購入をオススメします。
コンパクトデジカメは携帯という点では非常に便利ですが、恐らく2万以上は出さないとiPhoneの画質とさほど変わらないでしょう。
ぼくのオススメはミラーレス一眼。iPhone以上一眼未満の画質と一眼以上コンデジ以下の携帯性。一眼とコンデジのいいとこ取りって奴です。ぼくはオリンパスのペンライトを購入しました。
どうしてもコンデジがいいって方はソニーのサイバーショットがいいですよ。ヤマダ電機の店員にゴリ押しされました。
参考までにPhoneとミラーレス一眼で撮影した写真の比較です。
【スマホ】
【デジカメ】
あまり変わらないなんて言わないで下さい。
その他こまごまとしたもの【¥〜8000】
すごくざっくりになってしまいますが、例えばS字フックや南京錠、トラベルポーチなど。
こういったものは日本で買ったほうが絶対安いです。とくに100均で揃うものは全部買っておくと後々楽です。
バンコクで日本と同じものを売っているダイソーを発見しましたが、全部60バーツ〜の値段でした。60バーツというと日本円換算で約180円。(珍しく)日本で買ったほうが割安です。ちなみにS字フックはダイソー以外で一度も見かけませんでした。
↓持ち物一覧はコチラ
以上が東南アジア旅にかかった費用です。結論20万あればそれなりの旅が可能になります。なお資金繰りは計画的にしないと帰国後に憂鬱な日々を送ることになります。気をつけましょう笑
まとめ
- 資金繰りは計画的に
- 安物のリュックは壊れがち
- スカイスキャナー最強