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卒業論文を春提出した話~口頭試問もあるぞ~【後編】

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ohrmsk.hateblo.jp

 

秋学期に無事「卒業論文演習1」の単位を取得し、残すは来季春に卒業論文を書き上げるだけとなった大学6年生。順調に進んでいたかに見えたが、なんと秋学期で受講していたゼミが終了することが明らかに…。果たして大学6年生の運命は?!

 

 

 

教授探しと終わりなき旅。〜ゼミ開講を目指して〜

秋学期のゼミ履修を終え、行く先を失った大学6年生。

 

このままでは卒業論文を仮に書き上げたとしてもそもそも講義の履修をしておらず単位を取得することは不可能。まずは大学6年目という、大学としてもゼミとしてもお荷物でしかない自分を拾ってくださる教授を探さなければなりませんでした。

 

まずは今まで担当していてくださった教授にどのような手順を踏めばいいのかメールで聞きました。確認してみたところ、2月3日にメールを送って「まだ行動してなかったの!」と驚かれたのでそういないとは思いますが同じ境遇に置かれた方は早め早めの行動をおすすめします。

 

とりあえず所属する学科の学科長に連絡しました。なにやらめちゃくちゃ怒られてしまい一瞬で見限られました。あーあ。

 

こうなってしまっては仕方ないのでとりあえず知っている教授や別の学科の学科長の方など、手当たり次第にメールを送り、なんとか別学科の学科長の面談にこぎつけることができました。急いで卒論の要項を作り、当日を迎えます。その時に決めたテーマは「君の名はとシンゴジラの大ヒットのアレコレを考える」みたいなものでした。お粗末すぎて笑う。

 

面接当日。「このテーマだとうちの学科で担当できる人はいないなぁ」と優しく諭されました。それもそのはずぼくが面接をお願いしていたのは現代文化学科の教授。だったら所属学科のメディア社会学科にしろよという話です。このままだと卒論を書く機会すら与えられません。

 

友人のコネを使った

最後の手段です。数少ないコネを使い、所属学科の先生にメールを差し上げました。大学に入学して初めて受けた授業の先生だった方です。「とりあえず面接の時間を」と言われ、ここまではトントン拍子でした。

 

面接当日、お粗末な卒論要項はボコボコにされましたが、「課題を今日中に提出すれば考える」ということでチャンスを頂きました。「安請負すると後悔しそうな文章力」と言われましたが、担当になってくれるそうでなんとか最大の危機を脱しました。

 

こうして無事ゼミの履修を獲得することはできたかと思われたのですが、さらなる受難がぼくを襲いました。まぁ完全にぼくが悪いだけなんですけど。

 

ゼミの履修届の提出期限をオーバーした

このような特殊なケースでゼミを履修する場合は学生課にて「ゼミ履修届」といった用紙を提出するのがマスト。これに関してはどこの大学に言っても何かしらの提出は求められるものだと思いますが(実際秋学期に提出していた)これの提出をすっかり忘れていました

 

提出期限日にヒッチハイクで広島に向かっていたというアホっぷり。期日を2日ほどオーバーして教授に相談すると、「まぁなにもしないよりましでしょう。何事もトライが大事」といった内容のメールが来たので翌日用紙をもらいに行きました。思ったよか機嫌が良さそうで「まぁなんとかしてみます」と言われました。

 

教授の慈悲を感じました。学生課には「一身上の都合でどうしても地元に帰っていなければいけなくて」と伝え同情を誘っておきました。「とりあえず担当学科に提出はしておきます」と言われ、その日を終えました。こうして学生生活最後の(ちゃんと卒論が書ければ)春学期が始りました。

 

履修画面にゼミがなくて絶望した1週目

大学が始まりました。僕が在籍していた大学はゼミなどの登録が自動で行なわれるシステムです。ゼミは木曜で週初めに履修状況を確認するもゼミの登録はされていない。「やっぱりダメだったか…」と思いながらも木曜には登録されているかもしれないと思い残った他の単位を取るために大学に向かいました。

 

そして木曜日当日。やはりゼミの登録はなし。「終わった…」と思いその日は一日中ふさぎ込んでましたね。結局また1年大学いなきゃいかんのか…と。

 

そんなこんなで来週の木曜、最後にもう一度ということで履修状況を眺めるとなんと登録されていました。とりあえず大慌てで教授に「先週はすみませんでした。今週からがんばりますので宜しくお願い致します」と送信すると教授から「先日の会議で君ゼミの開講が許可されました。頑張っていきましょう」という連絡が。菩薩かと思いました。

 

卒業論文演習、開講と受難の時

かくして僕の卒業論文執筆が始まりました。4月の中旬に始まり、提出日は7月2日。残るは二ヶ月と半月。テーマすら決まっていない状況。

 

つっぱりにとって、もっとも長い2ヶ月の幕が上がる。

 

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2個年下のゼミの方々は暖かく迎え入れてくれました。みんな優しいゼミで良かった。

 

 

 

 

決まらない、書けない、決まらない、とにかく書けない……。提出2週間前にテーマを決定、提出までこぎつけたつっぱりの最終章へ続く。