圧倒的成長侍

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3人のはあちゅうさんが生きる世界 を「群像」の小説デビュー作でみた

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圧倒的成長を約束する記事3選+1

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こんにちは、圧倒的成長侍です。

 

ウェブ界のガソリンボンバー、はあちゅうさんが文芸誌「群像」にて小説デビューをされたということでさっそく読んで感想を書いてみました。

普段小説はそんなに読みません。最後に読んだ小説は百田尚樹さんの「カエルの楽園」です。全編CGで映画化されてほしい。

 

 

 

この世界が終わる前に

あらすじ

台湾への一年間の交換留学をすることにした女子大生。
そこで自分とは真逆の性格の男性と出会い、二人は仲を深めていくが…

 

感想

イケメン男子と「陰」の側にいる女子大生が恋に落ちていく話ですが、特に印象的だったのが孤独の表現

海外で、現地の言葉を自信を持って話すことができず、結果として孤独でいることが最も楽な居場所になる。

ぼくも海外に一人で行った時、Youtuber達が一番のお友達だったからすごくわかるような気がしました。自分の思いが伝わらないことほど悲しいものはないよね。

サンティエゴの38度線

あらすじ

大学生最後の夏休みにアメリカ人の彼氏の家に一ヶ月の滞在を決めた女子大生。ルームシェアをしていた男性を合わせて3人ぐらし。静かに綻んでゆく3人の物語。

 

感想

筆者はこの作品が一番です!!!危うくも綺麗な恋の物語だったなって思います。

きっと二人は出会ってすぐから恋に落ちていて。そこに偶然それっぽい偶然が降りてきただけ。筆者にはそんな風に写ったのですが、どうなんでしょうか…。

"もうお互い大人""それぞれがそれぞれで頑張るべきこと"など耳が痛い言葉も。

他人に優しくとまではいかなくても、自らが巻き起こした結果から生じたストレスに他人に巻き込むのはナンセンスだよねと今一度胸に刻みました。

 

六本木のネバーランド

あらすじ

"女子大生"というブランドを武器に東京ジャングルを探検する女子大生。ある日、合コンで知り合った外銀の男性のワンルームを一ヶ月借してもらえることになった彼女のはなし。

 

感想

"夢は、賞味期限付きだからこそ美しい" 女子大生が手に入れた、一ヶ月間の「六本木ネバーランド行きのパスポート」。タイトルが素晴らしい。。


掴みからして世の夢見る男子をギョッとさせるような主人公とその相方。女子大生というブランドをこんなにうまく活用している人って実際にどれくらいいるんだろう。

筆者は男子だけど、今の自分達にしか無い強みを活かそうとする二人がものすごく聡明に映りました。男子大学生独自の強みってなんだろう…

 

3作を読んで感じたこと

主人公はみんな女子大生。そしてなにかしらで海外とのつながりをもつ。

はあちゅうさんの著作は数えるほどしか読んだことがないですが、なんだかはあちゅうさんの人格が分離して、3作の世界を生きているような、そんな印象を感じました。

はあちゅうさんに関しては普段の人となり(あくまでWEB上で見る人格に過ぎませんが)をある程度知っていて、そんな方が書かれている小説だからこそこのように風に感じたんだと思います。

とても新鮮な体験でした。

作り手側が見ている世界を意識してこういった映画や小説に触れていこうと、そんなふうに思わせてもらえる3作でした。