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【映画映画映画おしゃれ映画】サブカルかもしれないしサブカルじゃないかもしれません

映画「ダンケルク」のネタバレあり感想・あらすじ・結末/主人公不在。とにかく地味。これが映画の新境地?

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「ダークナイト」「インセプション」「メメント」などなど、制作映画の殆どが大ヒット作になるという恐るべき映画監督クリストファー・ノーランが最新作で挑んだのは「史実」つまり、ノンフィクション。

 

数々の確信を生み出してきたノーランのチャレンジはどのような収束を辿るのか。

 

 

 

 

 

というわけで観てきました「ダンケルク」。久々の映画です。ぼくを映画の世界に引きずり込んだ張本人の作品といえば観ないわけにはいかないでしょう。既に数多くの人が感想を書かれていますね。さてさてどのような作品になっているのでしょうか。

 

 

映画ダンケルクの基本情報

監督:クリストファー・ノーラン

製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ

制作:エマ・トーマス/クリストファー・ノーラン

脚本:クリストファー・ノーラン

配給:ワーナー・ブラザース

上映時間:106分

 

 

キャスト

フィオン・ホワイトヘッド
トム・グリン=カーニー
ジャック・ロウデン
ハリー・スタイルズ
アナイリン・バーナード
ジェームズ・ダーシー
バリー・コーガン
ケネス・ブラナー
キリアン・マーフィ
マーク・ライランス
トム・ハーディ

 

映画ダンケルク 5秒でわかるあらすじ

舞台は第二次世界大戦下のフランスのダンケルクという地域。当時圧倒的な軍事力を要していたドイツはイギリス・フランスの同盟軍をフルボッコ。英・仏軍はダンケルクという地域に追い詰められた。ドイツ軍と渡り合うのは困難と判断した英首相チャーチルは英仏両軍併せて35万人の撤退を命じた。史上最大の撤退作戦は果たして成就するのか。

 

成就するのか、とか書いていますが成功します。ノンフィクションなので。イギリスでは「ダンケルクの奇跡」として語り継がれているそうです。

 

しかしこの作品、なんの前兆もなく物語がおっぱじまるので「ダンケルク」というタイトルだけ聞いてどんな話か想像できない場合は「ダンケルクの戦い」とでも調べてから観に行くと話の流れにもついていけるかと。そもそも物語を楽しむ映画ではないかと。

 

「ダンケルクの戦い」のWikipediaはこちら

 

映画ダンケルクの感想

主人公はいない。全員が主役

賞賛している声が大多数を占めるこの作品ですが、正直な話ぼくはあまり楽しめませんでした。確かにラストのイギリス軍たちの帰還シーンなどはこみ上げるものはありましたが、そこまで深い感動はありませんでしたね……。

 

理由を考えるに恐らくこの作品のスタンスが自分にとって新しすぎたために順応できなかったのだと思います。

 

他の方が書かれたダンケルクの感想記事のタイトルを読んでいて思ったのが(中身は読んでません)この作品のキーワードは「没入」だということ。物語の要素として没入は欠かすことができないのはもちろんですが、この作品への没入は今までの作品とは何かが違いました。

 

今まで僕が没入していたのは「ヒト」がメイン。没入というか、感情移入ですかね。その先には主人公とした同化した自分が物語に没入するという構図でした。少なくともぼくはそのようにして映画・小説が作り出す物語を楽しんでいました。

 

映画「ダンケルク」は↑の構図がありません。主人公と呼べる主人公が今作にはいないのです。

 

物語は陸・海・空の3つの異なる時系列で展開され、その中にはそれぞれ主要人物と呼べる人物はいるものの、「こいつが主人公」という存在はいません。

 

それぞれの人物が、それぞれの役割を全うする物語です。この世界にはジャンヌ・ダルクもナポレオンもチャーチルもヒトラーもいません。ダンケルクという史上最大の撤退作戦の中で持てる力を全て振り絞って全力で今を生きた、国民全員が主役です。

 

この構図が新鮮すぎてついていけませんでした、ぼくは。友人は「戦争が主人公!」と評していてこれは確かにと思いましたね。

 

地味!!派手な展開はなし。淡々と描かれる戦争のリアル

ノーランらしいひねった展開を楽しみにしていた僕ですが、ダンケルクは静かでしたね。ぼくみたいな素人は地味だなぁ…としか思えませんでしたが。とにかく淡白に、現実的に、残酷に戦争のリアルを描写していました。これが楽しめないとなるともはやぼくは戦争映画を楽しめないのかもしれません笑

 

一人称視点で描かれるドッグファイト。酔う

ドッグファイトシーンはコックピットからの一人称視点がすごく多用されていましたね。これもダンケルクの世界への没入を進める装置でしょう。

 

映像的にダンケルクという、戦争の世界を体験させようという意図はすごく感じました。落ちてきた空爆の爆発が徐々に近づいてくるシーンとか。飛行機は下手したら酔います。

 

まるで二次元VR。二次元VR……いい響きだ。

 

映画ダンケルクの解説/字幕で出てきた「1週間」「1日」「1時間」の意味

陸・海・空で展開される異なる時系列での戦争

イントロのあたりで字幕で表示される「防波堤:1週間」「海:1日」「空:1時間」という文言。最後までなにを意味しているのかわからなかったという方も多いのではないでしょうか(僕もその1人です)。

 

このテロップが意味していたのは「時系列」。ダンケルク撤退作戦中の出来事をそれぞれ1週間・1日・1時間で描いていたというわけです。さすがのノーラン、一筋縄ではいきませんね。。

 

まとめ/IMAXでもう一度観ます

絶賛されている作品でさらに大好きなノーラン監督の作品だっただけにあまり楽しめなかったのが非常に悔やまれます……去年もこんなことあったような気がしますが気のせいだということにしておきます。

 

そういえばもう1つ、ダンケルクという世界に入り込めなかった理由が。スクリーンのサイズです。ぼくがダンケルクを観たのは埼玉県の小規模な映画館。そのためスクリーンが結構小さかった……。

 

ダンケルクの魅力を最大限に楽しむためにIMAXで観るべきだったな、、と思っています。なのでIMAXでもう一度観てきます。恐らく一度目とは全く違う世界が広がるハズ……「ダンケルク」を観ようと思っている方はぜひ遠出してでもIMAXスクリーンで鑑賞することをおすすめします。

 

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余談ですがポスターが「ダークナイト」っぽいと思ったのはぼくだけでしょうか。

 

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